朝6時過ぎの冷ややかな空気
白い光がひとつふたつ宙に
数式の持つ不変的な対称性
それを無造作に切り裂く光景
情景の中に映し出される足跡
追いながらそのまま旅立とう
ありがとうと言い笑う友人
相変わらずの冷ややかな空気

かつての賑わいは夕暮れの波間へ
光と寒さが支配する孤独の最果て
秋風が追い立てる誰かの背中
こごえるように端によるメダカ
路上にたちこめる不穏な空気
みなが忘れていた誠実さと勇気
友人がくれたものは一体なにか
それは色褪せない不変の価値か


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