夕暮れの街角 赤錆びたポスト台所に立つ母の首元のほくろカラスが鳴きチャリが通り過ぎる家の窓辺 家も年々と朽ちる夜の暗闇 居間を照らす灯りとテレビむずかしい政治と夕食の景色ふわり浮かんだ我々の妄想それは夢の中へと進みゆくヨット