覚せい剤、コカインを使用すると起こる症状【精神医学】

294, 2020-02-13

目次

芸能界における薬物乱用

2020年現在、テレビでは芸能人の薬物乱用の報道が絶えません。
それだけ芸能界では、危険な薬物が簡単に手に入るということでしょうか。
芸能人も、最初はなんてことのない気持ちで、薬物に手を付けてしまったのかもしれません。
しかし、覚せい剤やコカインなどの危険薬物は、一度手を付けてしまうとなかなかやめることができません。
依存症の方の治療がうまく行くように祈っています。

危険薬物、だめ絶対

覚せい剤、コカインを使用すると何が起こるのか?

覚せい剤やコカインを使用すると、使用した人の身体には何が起こるのでしょうか?
私たち一般市民は、こういった薬物が危険であるということは、なんとなく理解していますが、じっさいにどのように危険なのかはわかっていません。

この記事では、精神医学書などを参考に、覚せい剤やコカインの危険性を検証していきたいと思います。

覚せい剤、コカインの摂取方法

最初に覚せい剤、つまりアンフェタミン型の薬物やコカインの摂取方法についてです。

覚せい剤などは通常、口から飲むか、水に溶かした覚せい剤などを静脈に注射して摂取します。
鼻から粉上の覚せい剤などを吸引する場合もあります。
映画などでは注射針の先っぽを指でピンピンとはねて、静脈から注射するというのがお馴染みの表現になっていますね。

それからコカインは加工品にして摂取する場合もあります。
たとえばコカの葉、コカペースト、塩酸コカイン、フリーベースやクラックなどです。

コカインの場合はフリーベースやクラックによる喫煙が最も速やかな精神依存を形成します。

覚せい剤、コカインの依存性

覚せい剤などのアンフェタミン型の薬物と、コカインは、身体依存はありません。
その代わり精神依存があります。

身体依存とは、薬物の使用をやめると離脱症状が現れる状態のことです。
離脱症状とは、精神病的な症状(妄想や幻覚)のことです。

精神依存とは、薬物を連続して使用したことにより、その薬物が欲しくなる状態のことです。
精神依存になると、薬物を探すために家の中をうろうろと歩き回ったりします。

覚せい剤、コカインの耐性

耐性とは、一度摂取した覚せい剤などによって、その薬物への抵抗が身体の中にできることです。
耐性ができることで薬物が効きにくくなり、薬物の使用量が増加します。

覚せい剤、コカインの場合は、投与経路にかかわらず、反復的な使用で耐性が作られます。
つまり、なんども覚せい剤などを注射していると、それだけ覚せい剤などが効きにくくなっていくということですね。
これによって、使用者が同じ効果を得ようとするため覚せい剤などの使用量が増え、より身体への負担が増えてしまうということです。

魔の反復投与

覚せい剤、コカインの効果の持続期間

覚せい剤、つまりアンフェタミン型精神刺激薬はコカインに比べて効果が長く持続します。
そのため覚せい剤は、コカインに比べると1日に摂取される量が少ないのが一般的です。

覚せい剤、コカインの効果、症状

覚せい剤の効果、症状

覚せい剤を使用すると、多幸感や万能感を感じ、おしゃべりになったり、不安や焦燥感を感じたりします。
集中力が向上して眠気や疲労感が無くなり、気分を爽快にします。
食欲が無くなり、頻脈になり、血圧が上昇したりします。

薬が切れてくると、反跳現象というものが現れます。
これは無欲感や疲労感、脱力感や不快感、憂鬱な気分などが現れる現象です。
覚せい剤の使用を急激にやめた場合もこの反跳現象が見られます。

また、覚せい剤は連続した使用により耐性が付きやすく、継続すると最初の使用量が100倍以上になったりもします。
しかし耐性が付いていくことで最初の覚醒効果は得られず、そのため使用量が増大し続けます。
不眠になり、神経過敏になって周囲のささいな物音にも過敏に反応して、情緒不安定になります。
食欲が無くなり痩せてしまい、身体的にも疲れてきます。

また、覚せい剤精神病と呼ばれる精神病の症状が出てきます。
これは統合失調症によく似た症状で、妄想や幻覚が多いです。

妄想は関係妄想、被害妄想や追跡妄想が主で、周囲の人に監視されていると感じたり、笑われていると感じたり、脅迫や迫害を受けていると感じたりします。街中で見ず知らずの人に尾行されていると感じたり、車につけられていると感じたりもします。
こういった妄想の影響で、周囲に対して攻撃的になったり、警察沙汰を起こすこともあります。

コカインの効果、症状

コカインを使用すると、多幸感や陶酔感を感じ、精神的・身体的能力が超人的に増大した感じを生じます。
この作用はヘロインよりも強く、精神依存が作られやすいです。
ドーパミン系の過活動を起こすこともあります。

最初は幸福感を感じ、お喋りになり、活動的になりますが、不安や興奮や幻覚などの時期を経て無欲、昏迷状態になります。
目玉が飛び出たり、呼吸困難になったりもします。

慢性的な使用では多幸感や陶酔感を感じますが、それに続いて不安や錯覚を覚え、さらに統合失調症に似た幻覚や妄想が起こります。

幻覚とはたとえば幻視や幻聴で、妄想は被害妄想や追跡妄想などです。
幻覚ではアリやシラミが見えたり、それが体中をはい回ることもあります。

妄想では誰かに攻撃されている感じたり、街中で誰かにつけられていると感じたりします。
隣人から嫌がらせを受けていると思い、隣人とトラブルになったり、街中で知らない人になぜ自分に付きまとうのかと問い詰めたりすることもあります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
覚せい剤とコカインはどちらもおそろしい薬物であることがわかります。
薬物依存の治療の難しさは想像し難くありませんが、薬物依存者の人々が社会復帰できることを望みます。

最後に、これだけは言わせてください。

危険薬物、だめ絶対

参考書籍

  • 現代臨床精神医学
  • DSM5

おしまい

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