【Python】Hello, World!プログラムを作ろう。その1【入門第4回】
目次
世界最小のプログラムを作ろう
こんにちは、narupoです。
梅雨も明けて暑い日が続くようになりました。
こう暑い日が続くと全裸でスイカを食べたくなりますが、そこはいい大人なのでぐっとガマンです。
こういうガマンの積み重ねが、良い年の取り方をした色気のある大人を作り上げるわけですね。
さて、今回から実際にプログラミングをはじめていくわけですが、題材は例によってあのプログラムを作ります。
世界一、有名なプログラムと言ってもいいアレです。
それでいて、実用性があって、小さいプログラムで、こういうチュートリアルにうってつけなアレです。
はい。Hello, World!(ハロー、ワールド!)プログラムを作ります。
Hello, World!プログラムとは
プログラミングの学習で必ずと言っていいほど登場するのがこの「Hello, World!プログラム」です。
このプログラムは、画面に「Hello, World!」とだけ表示するめちゃくちゃシンプルなプログラムです。
言語によってHello, World!プログラムはいろいろ違う書き方をするのですが、さいわいなことにPyhonのHello, World!プログラムはとってもシンプルです。
お見せしましょう。↓がHello, World!プログラムです。
:::python
print('Hello, World!')
なんとたった1行で書けます。
これでも立派なプログラムですから、プログラムってのはおもしろいですね。
で、今回からこのHello, World!プログラムを実際に動かすわけですが、これを動かすにはいろいろ下準備とかがいります。
というのも、この記事はいろんな方に向けて書いているので、プログラミングをする環境をある程度合わせないと話がすすみません。
この辺はチュートリアルの残念な所というか、仕方ないところですね。
Hello, World!プログラムなどを実行した経験があって、ある程度パソコンの操作に慣れているという人は、環境を脳内保管していただければそれでOKです。
つまり、好きな環境を作って頂いてOKです。
俺は俺の道をゆく
エディターとPythonインタプリタは用意できてる?
今回から前回紹介したエディターとPythonインタプリタを使っていきます。
この2つは用意できていますか?
用意できてないという場合は、前回の記事を参考に用意してみてください。
記事がわかりづらいィ! という方は↓の動画もご覧ください。
Hello, World!プログラムを作る前の下準備
これからHello, World!プログラムを作るわけですが、その前に少し下準備をします。
「え? Hello, World!プログラムってそんな大ごとなの?」
と思われた方もいると思いますが、べつに大ごとではありません。
具体的にはフォルダーを作成したりするだけです。
プログラミングのための環境を整えるわけです。
パソコンの腕に自信のある方はこの工程はすっとばしてもかまいません。
すっとばしても、画像などを見ればこのチュートリアルがどういう環境でプログラミングをしているのかわかると思います。
エクスプローラーを開く
まず、プログラミングのための環境、フォルダーなどを作っていきます。
左下のフォルダーマークのアイコンをクリックして、エクスプローラーを開いてください。
または「Windowsキー」+「E」を同時押ししても開けます。
↓がエクスプローラーのご尊顔です。
ホームフォルダに移動する
つぎにホームフォルダを開くために、エクスプローラーのアドレスバーにユーザー名を入力します。
↓のようにアドレスバーをクリックします。
するとパスの入力モードになるので、ユーザー名を入力します。
ユーザー名を入力したらエンターキーを押してください。
するとホームフォルダに移動します。
フォルダーを作成する
次にホームフォルダーの中に新しいフォルダーを作ります。
フォルダーを作成したら「tutorial」に名前を変更します。
この名前はぜんぶ半角の小文字にしてください。
「tutorial」フォルダーを作成したら、そのフォルダーの中に入ります。
「tutorial」フォルダーの中に「python」フォルダーを作ります。
この名前もぜんぶ半角の小文字にしてください。
※べつに半角の英字でなくてもいいのですが、プログラミングでは半角の英数字かアンダーバー、ハイフンを使うのが一般的です。
「python」フォルダーの中に入ります。
アドレスバーに「ユーザー名 > tutorial > python」と表示されていたらOKです。
これで必要なフォルダーはすべて作成できました。
ファイルの拡張子を表示する
つぎにエクスプローラーでファイルの拡張子を表示するための設定を行います。
拡張子ってなに?
拡張子とは、ファイル名につけられるアプリケーションの振る舞いを変えるための識別子です
たとえばWindowsのメモ帳のテキストファイルは「.txt」という拡張子を持っています
Windowsはこの拡張子を見てアプリケーションの振る舞いを変えます
たとえば、拡張子が「.py」ならWindowsは「.py」に関連付けられたアプリ(Pythonインタプリタなど)でファイルを開こうとします
エクスプローラーの「表示」タブをクリックします。
表示タブの「オプション」をクリックします。
するとフォルダーオプションのウィンドウが開きます。
「表示」タブをクリックします。
「詳細設定」を下にスクロールしていって「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。
チェックを外したら「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
これで拡張子が表示されるようになりました。
動画もあるよ
↑の手順がわかりづらいという方は↓の動画を見てみてください。
おわりに
今回は以上になります。
「なんだ、プログラミングしてないじゃないか!」
はい。
しかし、こういった環境の準備というのは、プログラミングの一部です。
プログラミングがうまい人ほどこういった環境を作るのがうまかったりします。
次回からHello, World!プログラムを作成して、それを実行する所までやりたいと思います。
以上、narupoでした。
また見てね