【Python】どうやってPythonでパソコンに命令を与えるの?【入門第1回】
目次
どうやってPythonでパソコンに命令を与えるの?
前回の
では、プログラミングとは「プログラムを作ること」だと書きました。
ここで疑問になるのは、プログラミングでじっさいにどうやってプログラムを作るのか?
ということです。
前回も書きましたが、プログラムとはコードの集まりです。
なのでPythonのプログラミングではコードを書いて、プログラムを作ります。
そして、そのプログラムをPythonインタプリタに与えて、パソコンに命令を与えます。
つまり最初にコードを書く必要があるんですね。
このコードとはいったいなんなのでしょうか?
プログラムを作るにはコードを書く必要がある
プログラムを作るには、プログラミング言語でコードを書く必要があります。
このコードとはいったいなんなのか?
コードとは命令の集まりです。
プログラミング言語で書かれた命令の集まりのことをコード(ソースコード)といいます。
つまり、
コンビニに行ってうまい棒買ってきて
という命令がテキストファイルに書かれていた場合、これがコードになります(この例では日本語ですが)。
コードというのは人の手で書かれることが多いです。
プログラマーがキーボードをカタカタやっているのは、コードを書いているからカタカタしているんですね。
実際のプログラミングでは、日本語ではなくPythonなどのプログラミング言語でコードが書かれています。
ですので、たとえばPythonならコードは、
:::python
print('コンビニに行ってうまい棒買ってきて')
というふうになります。
コードとは命令の集まりなので、命令をいくつも書くことができます。
たとえば↓のような感じです。
:::python
print('コンビニに行ってうまい棒買ってきて')
print('自販機でジュース買ってきて')
print('肩揉んで、料理作って')
ずいぶんこき使ってますね。
つまり、
プログラミング = プログラムを作ること = コードを書くこと = パソコンに命令を与えること
ということが言えます。
プログラミングとは「プログラムを作ること」。
プログラムを作るということは「コードを書くこと」。
コードを書くということは「パソコンに命令を与えること」。
パソコンに命令を与えるということは「プログラミング」。
これらは同じことなんですね。
Pythonインタプリタにプログラムを与える
プログラムはコード(命令)の集まりです。
このプログラムでパソコンに命令を与えるにはどうしたらいいのか?
ここでPythonインタプリタの出番になります。
Pythonインタプリタとは、Pythonで書かれたプログラムを読み込んで、パソコンへ命令するプログラムのことです。
つまり、↓こんな感じになります。
Pythonでプログラムを作る
Pythonインタプリタにプログラムを読み込ませる
Pythonインタプリタがパソコンに命令する
PythonとPythonインタプリタの違いは、前者、つまりPythonはプログラミング言語です。
いっぽう、後者のPythonインタプリタはプログラムを指しています。ここは間違えないでおきましょう。
まぁ、単純に「Python」と言った場合にPythonインタプリタを指すこともあるので、この辺はけっこうあいまいです。
最初はゆるーく把握しておきましょう。そのうち厳格に区別できるようになります。
最初は適当でもOK
このPythonインタプリタにさきほどの↓のプログラムを読み込ませると、
:::python
print('コンビニに行ってうまい棒買ってきて')
Pythonインタプリタは、プログラムに書かれているコード(命令)を解析します。
ああ、これ書いた人はこういうことがしたいんだなー、と考えます。
すると次に、Pythonインタプリタはパソコンに向かって、
「おい、ちょっとコンビニ行ってこいよ」
と命令するわけですね。
つまり、Pythonインタプリタがあって、プログラムを作ることが出来れば、いつでもパソコンに命令することができるということになりますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、実際にPythonのプログラミングでどうやってパソコンに命令を与えるのかを解説しました。
まとめると↓のような感じになります。
パソコンに命令を与えるにはプログラムを作る必要がある
プログラムとはコードの集まりである
コードとはプログラミング言語で書かれた、パソコンへの命令の集まりである
Pythonインタプリタにプログラムを読み込ませると、インタプリタがパソコンに命令をする
Pythonインタプリタがあって、プログラムを作れれば、パソコンに命令することができる
コードやPythonインタプリタなど、新しい言葉が出てきましたが、最初の内はなんとなーく覚えてけばOKです。
これらの用語はこれからもけっこう出てくるので、またわからなくなったらこのブログを読み返してみてください。
プログラミングでは覚えることがけっこうあるので、一度に覚えようとするとぜったいパンクします。
パンクしなかったらあなたは天才かもしれません。
(私はパンクした覚えがあります)
以上、次回に続きます。